わたしはここ数年、「彼氏」と呼ばれるものがいません。

結婚願望だけはある私の理想は、どんどん高くなっているのです。

更に、出会いは歳を重ねるにつれ、どんどん少なくなっています。

仕事も恋愛も思ったようにいかず、ストレスを溜めていた私に、見かねた後輩の女の子が飲みに誘ってくれました。

金曜日の仕事終わりに、わたしたちのお気に入りの大衆居酒屋で待ち合わせでした。

ああでもない、こうでもないと、二人で恋愛について語ってると、時間の流れはとても早いもので、あっという間に時間が過ぎました。

気を利かせてくれた後輩が連れて行ってくれたのは、最近人気のクラブに行きました。

中には既にたくさんの人、大学生のようなチャラチャラした子達、ミニスカで最前列で踊っているギャル達、目がギラギラしているスーツ姿のサラリーマン達。

「ここに素敵な人なんているわけがない、少しだけ期待してた私がバカだった」

そう思っていたときに、一人の男性が近いてきてこう言いました。

「お姉さん可愛いシャツ着てるね、なんだか俺らお揃い着てるみたいだよ」

はいはい!どうせ適当な口説き文句でしょ!とうんざりしながら彼を見てみると、本当にお揃いにしてきたかのようなシャツを身につける彼、そして私のタイプのルックス。

わたしの態度は急変、突然もじもじし出す私に後輩は大爆笑。

彼はわたしにお酒を1杯奢ってくれて、数曲一緒に踊ると

「俺、もう帰らないと、LINE教えてくれる?」

えぇ、もう帰っちゃうのか、と思いながらもLINEを交換しました。

彼が帰った後も私は彼が忘れられず、すぐにクラブを出て帰宅しました。

ラインをチェックして見ると、知らないアイコンの人から1通のLINEが。

「今日はありがとう。」

えー!それだけー?!なんかもっと無いのー?!とガッカリ。

その後も1週間ほどラインが続いたけど、お誘いは一切なし。

しびれを切らした私はお誘いをしてみると、「最近忙しいから・・・」と約束は1ヶ月後の日付に。

LINEの返事はあるけど不安で占いに

彼は、ラインの返信がものすごい早いし、続いてるけど、なんだろう、興味なさそう?と不安になった私は占いに行きました。

友人が当たるよ!とおすすめしてくれた女性の占い師さんの元に行って、彼との相性と未来を見てもらいました。

すると結果は、

「彼は自分から行動できない人だけど、あまりあなたから行くと引いちゃうから少し駆け引きが必要みたい。

彼はラインの返事はすぐ欲しいけど、自分から質問するのが苦手みたい。

少し難しいタイプだけど、将来は安定してるし、とてもいい人。」

これを聞いて舞い上がった私は、思い切って駆け引きをすることにしました。

ラインは平日の朝と夜は2回だけ、土日は平日より多めに連絡すると決め、実際に1ヶ月実行して、とうとうデートの日。

ご飯に行くものの、話が弾まない。

ラインを長々と続けてしまった私たちは、話す話題に困る。

1軒目のお店で特に盛り上がらず、お会計済ませて外へ。

「どうしよう・・・」と悩んでいると「ごめんね、付き合わせて。帰ろっか。」と彼が言う。

「どうして?!なんで?!こっちそこごめんなさい」と私が言うと、彼は黙って歩き出してタクシーを止め、私に無理やりタクシー代を握らせてタクシーに乗せられ、そのままさようなら。

よく状況が飲み込めないまま、ラインが私を呼ぶ。

「無理やりご飯に付き合わせてごめんね。1ヶ月くらい前から突然連絡が少なくなったから俺に興味無いのかもって不安だったけど、今日で確信に変わりました。でも、素敵な時間をありがとう。」

これっきり、連絡が来ることはありませんでした。

わたしの恋は、弁解もできず、終わりました。

恋愛への占いの活かし方

わたしの駆け引きのやり方も極端すぎて悪かったんだろうけど、占いを信じ過ぎて、私は駆け引きのことしか考えられなくなっていました。

占いを信じがちな人たちへ、占いの結果はほどほどに捉えて、自分を見失わないようにしないとダメですね。

author: あい (26 female)