学生時代の彼女と倦怠期ながら結婚予定だったが

30代会社員で今は結婚をしています。

僕が20代後半でまだ独身だった頃の話です。

当時、僕には彼女が居ました。

彼女の名前は香織と言います。

香織とは学生の頃からの付き合いで、かれこれ7年ほど付き合っている状態でした。

当然僕は香織との結婚も意識して居ました。

ただ付き合いが長くて惰性的な部分もあり、倦怠期にも入っていました。

会社の後輩に好かれて状況が変った

そんな時に僕の会社の後輩が、やたらと僕にアプローチをしてくるようになりました。

仕事の時に色々と相談して来たり、飲みに連れて行って欲しいと言って来たりという感じです。

後輩の名前は佳美といいます。年齢は4つ年下の23才でした。

香織はどっちかといえばしっかりした感じの女性でした。

それに対して佳美は可愛らしくてちょっと甘えた感じの印象の女の子で、実際職場でもそんなポジションでした。

休みの日はだいたい香織と過ごして居たのですが、佳美のようなタイプも僕には新鮮で、佳美とも一緒に飲みに行ったりと行った感じでデートというわけではないのですが、遊びに行ったりもしていました。

僕にとっては妹分の面倒を見てやっているという感じです。

ただ佳美の無邪気さに時々胸が高鳴ったりすることも実際にありましたが。

たまたま手相を観てもらったところ

そんな時間を過ごして居た時、佳美と飲みに行って最寄りの駅まで送って、もうちょっと飲んで帰ろうと思って歩いて居ました。

ふと飲屋街の辻でテーブルと椅子を出している手相占い師が目に入りました。

僕は今まで占いなど気にしたことがなかったのですが、その時はごく自然に手相占い師の前に立って手を出して居たのです。

占い師は30才前後の素朴な感じの女性でした。

占い料は3,000円と言われたのを2,000円にまけさしたと記憶して居ます。

手相占い師は僕の手相を見て、「結婚は今の彼女とした方がいいですよ」と言いました。

特に何を見てくれとも行って居ないのに、手相を見てすぐに僕の心の浮かれを見透かしたような言葉にビックリしました。

「なぜそう思うのですか?」と聞いたところ、「そういう手相になっています」という答えでした。

僕は今もう一人別に仲の良い女性がいるということを言ったところ、手相占い師は「別にそちらでもいいですけど、今の彼女の方がいいです。ただ二股はかけないようにしてください、あまりいい結果にはなりませんので」と言われました。

特に占いを気にするタイプではないのですが、結果的に僕は佳美との付き合いは控えて香織との結婚を決めました。

結婚後は付き合いが長かったこともあって新鮮さはなかったけど、香織はとても良き妻、良き母になって、今は幸せを感じる日々を送って居ます。

占いが気づきを与え、道しるべになることも

僕が見てもらった手相占い師は、後で聞くと結構その界隈では有名人だったそうです。

どこかの宗教に属している人だったようなのですが、まもなくして姿を見なくなってしましました。

噂では男と駆け落ちをしたという事を聞きました。

占いは必ずしも当たるわけではありません。

だけど浮かれた気持ちをたしなめてくれたり、迷っている心に道しるべをつけてくれるような効果はあります。

僕は的中だったけど、当たるも八卦当たらぬも八卦という事だと思います。

author: ジュンジ(33 male)